NEW YEAR NEW ARRIVA:L

明けましておめでとうございます。
かなり遅めになりましたが、、、笑

年末年始はあまり休みを取らず、その勢いで1月前半を走った感覚なので、先日遅めの年始ということで箱根に行ってきました。

東京という空気も汚ければ人も多くみんな足速で、普通に生きてるだけで急かされる環境から少し距離を置いて、計画もあまり立てず友達と色々を忘れてただただ過ごす時間。
こう言った時間の持つヒーリング効果はすごい、自分の頭の中の靄が少し晴れた感覚になる。
初箱根だったけど定期的に行こうと思えるほど良い時間でした。

年の瀬のブログでも言いましたが、今年は全てにおいてレベルアップした年を目指す。
全てというと簡単だが、単純にこのブログを見てくれる人がファッション熱を刺激されるような
バイイングとスタイリング、ここを一番大事にしていきたい。ということで新入荷を。

S/Sのアイテムが続々と店頭に並ぶ中で、新年一発目なので一番新鮮かつ一押しのブランドを。

ANTHEM A
25AWからお取り扱いしているブランドですが、前シーズンは全型速攻なくなってしまったので
ブログで紹介する間もなく、、
さらにラインナップを増やしたこのタイミングでご紹介。

ANTHEM A
Designer
鈴木 麻莉子
東京で縫製工場を営む両親のもとで育つ。
08sircus/YOKEをはじめとするドメスティックブランドでウィメンズとメンズの企画・生産を経験し、 2021年独立。
メンズのテーラーリングやミリタリーが持つギミックやエッセンスを女性デザイナーならではのニュアンスの捉え方でセンシュアルかつモダンな世界観のコレクションを展開。
実力ある工場や職人との強い結びつきを基盤に全て職人の手作業で仕上げたアイテムや
特有のテキスタイルを用いた細部まで美意識を巡らせた服作りは高い評価を受け、
TOKYO FASHION AWARD2026を受賞し、今後更なる飛躍が期待されるブランド。



まずは何よりSHELTERには珍しい女性デザイナーです。

個人的にはここがお取引させていただく際に大きかった要素なのですが、女性でありながら
デザインソースにはメンズのテーラーやミリタリーにフォーカスしたものが多い。
どこか女性の持つムードというか、モードな雰囲気を内包したメンズ服というのが唯一無二。

ミリタリーやテーラードはどのブランドも必ずリリースするようなアイテムだし、それらにフォーカスしたブランドは確かに多い。
その中で何が新しい要素になってくれるのか。どんなアプローチがSHELTERに新しい風を起こしてくれるのか。

実際に店頭でご試着される方も「ミリタリーなのになんかモードですよね」とおっしゃる方が多い。
それはカラーパレットなのかカッティングなのか、袖を通して実感される方が多くて嬉しく思います。

女性デザイナーがあまり作らないジャンルだからこその新鮮さは、間違いなくSHELTERになかった空気を生んでくれているような気がします。

長く散文になりましたが実際にANTHEM Aのアイテムたちを。

“CRACK TERRY BLOUSON” – BROWN

自分がANTHEM Aを知るきっかけとなったシグネチャーであるクラック加工。
正直言葉はいらない、圧倒的なオーラを感じていただけるはず。なのですが流石に説明を。笑

一見するとリアルな経年を経たレザーブルゾン。
しかし驚かせられるのがなんとスウェット、初めて見たときは何かの間違いかと思いました。
加工の色調に合わせオリジナルで作成したスウェット生地に職人が一点一点手作業で特殊な加工をコーティング、仕上げにクラックすることで表現。
リアルなレザーのような質感にスウェットの軽快さを兼ね合わせた唯一無二のアイテムです。

配色のボルドーも絶妙、スウェットを生かして今はインナーで季節が進めばメインアウターとして。ダブルジップなのも抜かりないですね。
長く着込んで更なる経年変化をお楽しみいただければと思います。

ちなみにお手入れは手洗いによる押し洗いが推奨ですが洗濯機でも可能。
手洗いだと表情を残したまま、洗濯機だとより早く経年変化をお楽しみいただけるみたいで、デザイナーは手洗い用と洗濯機でガンガン経年変化を進める用で使い分けてるみたいなのでどちらのお手入れも正解です。

ANTHEM A “ADJUSTED MINIMAL COMBAT PANTS” – BLUE GRAY
ANTHEM A “ADJUSTED MINIMAL COMBAT PANTS” – BRONZE

M-65ミリタリーパンツをもとに、ディティールを削ぎ落としスラックスの要素を加えて仕立てた一本。アジャスターでウェストは8センチまで調整可能。
ミリタリーとスラックス。
正反対に位置するカテゴリーをミックスするまさにANTHEM Aの世界観を表現したパンツです。

カラーはBLUE GRAYとBRONZEの2色展開。この色味も絶妙で二色とも光の当たり方で色の出方に強弱が生まれる奥行きあるカラーパレット。
経年を感じさせるドライなんだけどどこかクタッとした柔らかさに程よいムラ感、ムード漂う一本です。

ANTHEM A “DOCKING NYLON SHORT BLOUSON” – BLACK
ANTHEM A “DOCKING NYLON SHORT BLOUSON” – GRAY

こちらもミロタリーをベースとしたナイロンブルゾン。
M-65コートをショート丈にアレンジしたジャケットにベC-1ベストをドッキングしたデザイン。
もちろん撥水加工済みですしベストは取り外し可能。

生地には海外メゾンも使うメーカーの異収縮混繊糸という素材を使用。
わかりやすく言うと縮み方が異なる2種類の糸を1本の糸にすることで表情に強弱をつけた素材。
仕上げにダンプ加工という叩きや揉みで仕上げることでナイロン特有の光沢やシャカシャカ感を抑え、マットかつコットンのような自然な表情を作り上げています。
ANTHEM Aのテキスタイルやこだわりをお楽しみいただける一着です。

ANTHEM Aがどのようなブランドか伝わるようなアイテムを絞って紹介してきましたが、
当然他のアイテムも魅力的なものばかり。

順に
ANTHEM A “WOOL TROPICAL SIDE GATHER SLACKS” – BLACK
ANTHEM A “WOOL TROPICAL SIDE GATHER SLACKS” – GRAY
ANTHEM A “NYLON MILITARY BELTED PANTS” – BLACK
ANTHEM A “NYLON MILITARY BELTED PANTS” – GRAY

最後にANTHEM Aの服づくりに関しても。
最初に述べたようにデザイナー鈴木氏は下町の縫製工場がご実家。
現状、日本の服作りを取り巻く現状は芳しくありません。
工場で働く職人の高齢化、数年前のパンデミックによる現実的な経営悪化。
僕らのような個店があって、そこに並ぶ服をデザインするデザイナーがいて、何よりもその服を作るのは他でもない工場の方々がいてこそ。
デザイナー鈴木氏は自身のバックボーンもあり、ANTHEM Aが飛躍していくと同時にこれら職人の技術や雇用を守るために自社で職人たちを抱え、持続可能なブランドと工場運営を一つの目標としています。
ただ作って着て消費するだけでは終わらない、産業を衰退させないための信念を込めた服たち。
長く散文になりましたが、ぜひ一度体感していただきたいアイテムばかりです。

さまざまな音の要素が一体化し、共鳴してひとつの楽曲となるように、
多種多様なテイスト、手法、文化的背景をクロスオーバーさせ、唯一無二のスタイルを追求する。

考え方や捉え方は、千差万別。 そこには、正解も不正解もない。

本来の自分を、あるいは、まだ見ぬ新たな自分を引き出す。

まとう人の個性を讃える「アンセム」でありたい。

ANTHEM Aは、そんな服作りを信念とする。

ちなみに、僕のイチオシはやはりクラックブルゾン。
みんなに袖を通してほしいし服で感動する体験ができると思います。僕はしました。

では明日からもお待ちしてます。
玉田 龍登

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【取扱いブランド】(ABC〜順)

ANCELLM // アンセルム
ALMOSTBLACK // オールモストブラック
ANTHEM A // アンセムエー
ANEI//アーネイ
BED J.W. FORD // ベッドフォード
EMAM // エマム
Garden of Eden // ガーデンオブエデン
JUHA // ユハ
KUBORAUM // クボラム
Leh // レー
M A S U // マス/エムエーエスユー
my beautiful landlet // マイビューティフルランドレット
PATRICK STEPHAN // パトリックステファン
RAKINES // ラキネス
SEALSON // シールソン
SHINYA KOZUKA // シンヤコヅカ
THE JEAN PIERRE // ジャンピエール
soe // ソーイ
VOAAOV // ヴォアーヴ
YOKO SAKAMOTO // ヨーコサカモト

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