満を持して ‘Sasquatcfabrix.×MarieOhira×SHELTER’



幕開けた12月末

Sasquatchfabrix. 2024年春夏コレクション

‘Harvest Time’ と題して月1度のデリバリーは3月であっという間に4度目

早くも完納を迎えました

1st deliveryが入荷した際、

インスタグラムの個人アカウントで


自分にとって生涯忘れないシーズンになるんだろうな、と

この時には既に分かっていたこと

用意した とっておき

本当に恵まれた環境で

いろんな立場の大人の方々に助けてもらってきました

アパレル4年目 と同時にバイヤー4年目

初出勤でDulcamaraの展示会に同行した日を忘れることはありません

いつか必ず と抱いていた野望が実現したこと

現状、これ以上のものに携われることはない

現状、これが自分の全てだと言い切れるものはこの企画以外ない と



包み隠さずお話しすると、

僕のこの4年の足元を築いてきた Sasquatchfabrix. × Marie Ohira

Marieさんとの出会いはこの1足で、

アプローチの末も叶わず、色々なタイミングもあり難しく、

受注オーダーでのみ生産されるが故に、

受注会を開催することができずに時間が経過していました


悔しい反面、履くからこそ経年変化を魅せてくれるお気に入りの足元

1足目のSHIMENAWA SLIPON


入社して数ヶ月 2021SS

僕は初めてのルール違反を犯してしまいました

入荷後あまりのカッコ良さにどうしても手に入れたくなった1足

入荷後間もないアイテムをどうしても逃したくなくてすぐに購入

それからの3、4年 いろんな場所いろんな思い出を一緒に過ごしました



2足目のMarieOhiraインライン


3足目のGhurka shoes


色は深まり、飴色に変わるアウトソール

象徴するウッドヒール

履き口からつま先にかけて ただただ美しさだけを描く線

フォルムは細く、膨らみが無い

この4年間 日本一を誰かと張り合いたいほど、

毎日を見守ってくれていました


満を持して

もうこれ以上のものは出せないと思います。

2024SS展示会に出向いた際、

このお話をいただいて僕のアパレル人生、確変に入ったと思いました。

正真正銘の ‘Harvest Time’ だと思いました。


誰よりも強く強く抱いていたこの企画

色々な面において難しいと分かっていたからこそ、

実現すると決まった時は本当に嬉しくて

早くお店のお客さんに伝えたい共有したい と



Sasquatchfabrix. × MarieOhira × SHELTER

exclusive “GHURKA SHOES” color 2TONE


いわゆる別注

決まった時には既に 攻めたい としか考えていませんでした

インラインが黒ならそれはない

カラーを変えての別注は鉄板


GHURKA SHOES のデザインを活かすためには、

編み込まれたレザー

くるぶしあたりに位置するバックル

温かみのあるナチュラルなカラー

シャンプーをしながらふと浮かんだのは、2021AWでリリースされた

Sasquatchfabrix. × MarieOhira “50-21 SLIPON” color BROWN


あの当時自分自身履き始めてまだ半年

まだまだアパレルとしても短い時間の中、

カッコよくても難しいと判断して仕入れることのできなかったブラウン

そして、2トーン


バックルはグルカシューズの象徴

それでいてフルレングスが主流となった今、

手持ち全てのボトムスで見えるわけではなく

ロールアップをして わざわざ 見せるのは勿論

でももっと幅を広げてもっと魅せるデザインを


裾から顔を出すトゥ(つま先)

ここにかつてリリースされたデザインをベースに、あのアイディアを落とし込む

当時のままいくのであれば、スムースレザーとベロアのコンビ

ただこのグルカシューズの構造上、

編み込まれたことによって伸び方、経年変化が変わってくる2種類の革だと

購入後のリスクが大きいとアドバイスをいただきそれは不採用

同じ素材の色違い 2色で絡み合うこと


ボディの色が明るいのであればアウトソールはブラック

ヒール部分はMarieOhiraらしさを残したいため、ウッドヒールはそのままに


キャメル、ブラウン、ベージュ、シルバー、ブラック、

5色で構成された1足は

黒い靴下を履いても、裸足で履いても馴染むよう

絶妙なカラーバランスで仕上がったと思います。


締めるとこは締める を意識して、

2トーンは内側に明るいキャメル、
外側にブラウンを持ってくることで視覚的にも膨らまないよう

華奢なフォルムのままで。

上品さ 高級感に加え、

素肌で履いてもいやらしさにならない色気

紙一重でもそのギリギリを狙って納得のいく攻防が繰り広げた気でいます



今季は特に季節もタイミングもデニムのシーズン

Sasquatchfabrix. も高騰するヴィンテージデニム市場にフォーカスし、

モダンなジーンズ、デニムを展開した2024春夏コレクション


大体のもの、そしてかつてのものはリベットに合わせたオレンジなどの茶系のステッチ

そのステッチカラーも拾って欲しいとイメージも湧き、

このタイミングで間違いないと確信しました。


これから色も深まっていくと考えると、時間を早めて見たくなる経年変化

製作をお願いした自分でもびっくりするほど、

色合わせしやすい仕上がりです

デニムカラーのブルー系は勿論、

パープルやグレー、カーキやベージュも

合わせれば合わせるだけどんどん可能性が広がって

これもいけちゃうんだという気にさせられてます



プロダクトだけみると確かに一癖あるかもしれません

でもそれを狙ってます

スタイリングの全体像では面積が少ないアイテムカテゴリー

不思議と控えめに放つ存在感

見るものを惹きつける 唯一無二 が似合う1足です


機能性を重視するスニーカーブランド

今回はそれを無視し

デザイナーズブランドならではのデザインに特化したものを

他を寄せ付けないものを


ただ Ghurka Shoes は同ブランドのこれまでのシューズに比べ、

しっとりとした、吸いつきのいい肌あたりのインソールになっています

アッパーの爪先側は夏仕様のアンライニング

細かな部分にも拘り抜いて手間を掛けて時間をかけてこの靴が完成しました


繰り返しにはなりますが、

現状もうこれ以上の別注を僕は出せません


洋服に比べ、靴であること

それなりの数を作らないと成立しないことも

いろんな条件と状況と事情があった中で、

1番難しかったと思える企画でした


サイズ欠けでていますが、

今月中に再入荷予定です。

入荷連絡も承っておりますので、公式アカウントにDMを送っていただけたら、



僕にとって1つ、この3年間の集大成のようなものです。



小橋




【EXCLUSIVE】Sasquatchfabrix. × MarieOhira × SHELTER
“GHURKA SHOES” color 2TONE (CAMEL BROWN)

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【取扱いブランド】(ABC〜順)

ANCELLM // アンセルム
ALMOSTBLACK // オールモストブラック
ANEI//アーネイ
BED J.W. FORD // ベッドフォード
Dulcamara // ドゥルカマラ
Edwina Horl // エドウィナホール
Garden of Eden // ガーデンオブエデン
GILET/RELAXFIT // ジレ/リラックスフィット
JieDa // ジエダ
JUHA // ユハ
KUBORAUM // クボラム
Leh // レー
macromauro // マクロマウロ
M A S U // マス/エムエーエスユー
MATSUFUJI // マツフジ
my beautiful landlet // マイビューティフルランドレット
PATRICK STEPHAN // パトリックステファン
RAKINES // ラキネス
Sasquatchfabrix. // サスクワッチファブリックス
SHINYA KOZUKA // シンヤコヅカ
STUDIO NICHOLSON // スタジオニコルソン
THE JEAN PIERRE // ジャンピエール
soe // ソーイ
Urig // ウーリッヒ
URU // ウル
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VOAAOV // ヴォアーヴ
YOKO SAKAMOTO // ヨーコサカモト

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