Dear,

“Dear”

「親愛な」「いとしい」「大切な」、または手紙やメールの宛名で使う「〜様(拝啓)」という意味を持つ言葉。

僕らは「親愛な」「いとしい」「大切な」なんて言葉をつけて相手の名前を呼ぶことはない。
手紙をしたためることすらも、このSNS社会においてはすっかりなくなってしまった。
メールでも、「拝啓、〜様」のようなメールをすることもなかなかないだろう。

海外からすると、馴染みのあるフォーマルなフレーズかもしれないが、
僕ら日本人にはあまり聞き馴染みなく、少し恥ずかしい。

そんなフレーズを服の名前に使うあたりが、なんとも “らしい”。

SHINYAKOZUKA “dear, baggy(ISSUE#9)” – shadow grey
SHINYAKOZUKA “dear, baggy(ISSUE#9)” – night black
SHINYAKOZUKAのシグネチャーであるバギーパンツ。
当店で馴染みがあるのはカジュアルモデルかつ、ハイウエスト仕様の”Hi, Baggy”、家から10分程度のスーパーへ行く、というコンセプトのもと生まれたスウェットタイプの”Home Baggy”、街着のデニムを指す “City Baggy”などなど。


多くのバギーパンツがある中で、こちらはスラックスをベースとしたスペシャルなモデル。
品格を感じる丁寧な佇まい。フォーマルなディティール。

カジュアルラインのバギーが「Hi,」バギーとしたら、彼に冠されたのは「Dear,」



他のバギーと違うのは、股上を長く設定し、膝裏の切り替えがない点。
これにより、一層生地の落ち感が強調され、伸びのある美しいシルエットが形成される。

生地にはくったりとした柔らかさ、そして程よい光沢を持ったウールフランネルを使用。
秋冬らしい温かみのある印象でありながら、動きの中で見える豊かなドレープがモードな空気感も感じさせる。

正直、ハンガーにかかっているだけでは伝わらない、
実際に履いてみることでその美しさに感動させられるアイテムかと思います。

シルエット、素材、光沢、ドレープ、全て備えている一本。
名の通り、この秋冬を共にするDear, Baggyにしたい。僕はチャコールを買いました。

秋冬が続々と入荷しているので、今週も元気にお待ちしてます。