"Sugar Riot" ファッションは、元々誰のものでもなかった。 蔦が長い年月をかけて壁を覆うように、時が流れ、 服は「誰が着るべきか」を静かに指示し始めた。 挙句には、「どう着るか」さえも人々が無自覚に握りしめているものになってい た。 MASUは、人のつくったコードを疑ってきた。丸だと思っていたものを裏か ら見たら尖っていた——そういう発見を、探し続けてきた。 デザイナーが10歳にも満たないあの頃、 祖母が暮らす家を訪ね、クローゼットを物色してロックスターのような格好をして遊んだ。 想像力の世界の中で、何にでもなれるんじゃないかと信じていた。 だが、いま、アルゴリズムの支配とヒエラルキーの圧力、 帝国的な資本のサイクルとゲームが“あの頃”にも通ずる“自由”を侵食している。 服、この素朴なものが持つ無限の未来が失われようとしている。 MASUは、インディペンデントなデザイナーが抱える虚しさをじっと嘆くわけではない。 ただ、私たちの未来を失わないために、 身近な人たちに直接語りかけることができると信じている——つまり これは、私たちのための、優しく、甘い一揆(ライオット)だ。






「知性」「品の良さ」「トラッド」の象徴のようなアーガイルからは裾や袖が欠け落ち、ほつれ、糸が飛び出している。
花の刺繍が施された礼服は、強く絞られ、スパイキーな形状のブルゾンへと姿を変える。
純白のローファーの踵は踏み潰され、スリッポンのようであり、
労働者が履き込んだかのようにその純白は窶れ、草臥れた姿に。
どれもが、”彼ら”にあてがわれた、所謂「イメージ」とは異なる表情。
「イメージ」、それはかつて自由だったはずなのに、いつしか誰かが定義し、
凝り固まった、凝り固めてしまった固定観念。


それらを常に疑い、ささやかなアイロニーを込め、解きほぐすように再解釈を続けてきたMASU。
データや効率を追い求めることでいつしか失われてしまった感情。
贅沢で、豊かな暮らしをする上流階級と呼ばれる者たち、
一方質素な中にある些細な幸せを追い求める労働者の間にある境界線。
〜が着ていたから、〜が作ったから、〜が良いと言ったから、〜がダメだと言ったから。
失われつつある個々に宿っていた自由な目線。
MASUが語るそれらは、強い意志を持ち、確かな反抗心を感じさせる。
一方で、まさか歴史を改竄するような攻撃的な口ぶりではなくどこまでも知的で、
そこには愛情すら感じさせる優しさが内包されている。
些細な文脈をすり替えたような “彼ら” に共感し、美しさを見出すことができるあなたたちは、
この記号化された社会の中で、誰かが定義したものよりも、自分の中から浮上するものを信じるはず。
Sugar Riot。
甘い暴動は、自由闊達な天使たちのシーン。
……………随分と伝わりづらいブログになったかと思います、反省。
と同時に、伝えようとするのも違くて、なんとなくの空気感でいいんです。という思いも。
ただ純粋に、かっこいい、欲しい、着てみたい。
それだけでいいに決まっている。
そんなワクワクを感じさせてくれるコレクションです。
みんなはどのアイテムを狙ってますか。
僕はアーガイルカーディガンのレモンを買います。
理由はかっこいいから。
===============================================
================================================
【取扱いブランド】(ABC〜順)
ANCELLM // アンセルム
ALMOSTBLACK // オールモストブラック
ANTHEM A // アンセムエー
ANEI//アーネイ
BED J.W. FORD // ベッドフォード
EMAM // エマム
Garden of Eden // ガーデンオブエデン
JUHA // ユハ
KUBORAUM // クボラム
Leh // レー
M A S U // マス/エムエーエスユー
my beautiful landlet // マイビューティフルランドレット
PATRICK STEPHAN // パトリックステファン
RAKINES // ラキネス
SEALSON // シールソン
SHINYA KOZUKA // シンヤコヅカ
THE JEAN PIERRE // ジャンピエール
soe // ソーイ
VOAAOV // ヴォアーヴ
YOKO SAKAMOTO // ヨーコサカモト
=========================================================================

