コットン、リネン、ウール、シルクなどが天然素材であることに対して
ポリエステルやポリウレタン、ナイロンなどの化学繊維
今回のブログのキーワードとなる
個人的にも大好物な キュプラ は 天然素材を原料に手を加えて精製された 再生繊維
濃いめながらもあっさりとした味付け
毎日食べても飽きないちょうど良さはアイテム云々、
生地自体がそういった 味 をだしているもの
ドレープ という落ち感を表現するワード
この言葉自体、キュプラをどんな生地か説明する上で最も合う言葉であり
キュプラが最も相応しい言葉ではないかと思います。
これまでのランウェイ、LOOKBOOK、アイテムを見た上で
柔らかく、優雅な表情は BED j.w. FORD の繊細で美しい世界観そのものかと感じます。
素材が出す 味 を着用者が調理する
どう着こなすか どのように優美にまとわせるか ご賞味ください。
BED J.W. FORD “LAYERED BOMBER JACKET”
color CAMEL,BLACK
size 0,1
¥66,000+tax
ベッドフォードの真骨頂である ドッキングデザイン
様々なカテゴリーのアイテムを1着に纏め上げるもの
今期であればスカーフとシャツのドッキングシャツ、
内側にジレ、外側にシャツを組み合わせたレイヤードなどがこれまでに
今回のこちらのジャケットは 共存することがこれまでなかった
フライトジャケットの前立てを内側に、外側にスタンドカラーブルゾンを配置したレイヤード
アウターを2枚重ねるという旬な着こなしをこの1着で表現しています。
フライトジャケットは本来、
アームホールが幅をとりインナー使いでは考えづらかったアイテム
アームを排除しつつも面影をしっかりと残し、
今期の全体像にある ミリタリー というカテゴリーに触れ、
ジップやシェル釦、サビ加工の入ったスナップ釦
各パーツにまで拘りを持ち、やりすぎてない足し算の要素を落とし込んだ さじ加減
BED j.w. FORD の定番である SHORT MODS に匹敵するような完成度を感じさせます。
逆にいうと SHORT MODS のインナーにもこのアイテムを忍ばせるのも
デザインベースは無骨な印象があるもの
その印象を残しつつも、繊細なキュプラの表情が気品を漂わせ
これまで生み出されることのなかった絶妙な仕上がりになっています
あえてどう着るかはここで語らず、
どう調理するか想像して見てください。
たかが1着 されど1着
そのレシピ含めてこの 1着 の ポテンシャル
メインディッシュとして味わうのか、
引き立たせる前菜として飲み込むのか
メイン、インナーどちらも担う万能アウター
本日はここまで。
ではまた。
コバシ
BED J.W. FORD “LAYERED BOMBER JACKET”
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BED J.W. FORD // ベッドフォード
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KUBORAUM // クボラム
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