VOAAOV “DOUBLE LONG COAT, STAND COAT”


師走

あっという間に今年最後の月を迎えました。

11月30日から12月1日にかけて

生温い肌感の空気で朝を迎えた11月最後の日は

夜になると身体が引き締まるような冷たい風と空気で12月に入りました

東京はこれからの季節が長いことを上京した3年前に知りました

(僕が住む場所は神奈川ですが、笑)



今季はニット、アウター類がとにかく豊作で

様々な素材、カラー、デザインで揃えられました

毎週イチオシのアウターをこれから連日ご紹介していけたら

記念すべき1投目はストライクゾーン外さず直球ど真ん中で行きます。

振るか振らないかは読み手次第です。笑

VOAAOV ” S100 WOOL BEAVER DOUBLE LONG COAT “

color GARY,BLACK

size 0,1,2

プライスはあえて載せません。笑

前シーズンに引き続き、VOAAOVから間違いない

頼れるオールラウンダーなロングコートが入荷しました

今期は先にご紹介する ダブルのタイプとスタンドカラーのシングルタイプで2型


前回はヤブレ織りというざっくりした表情が特徴の生地感

今回は更にグレードアップしてより高級感が増した仕上がりと言えます。



形自体は変わりませんが、生地がとにかく良く

ウールの中でも高品質とされる SUPER 100’S をこの生地分量で贅沢に。

近年冬になるとよく耳にするSUPERシリーズですが、

厳選されたウールで繊維の細さを表したもの

細くなればなるほどシルクやカシミヤに近づき、値段も上がり、

大体SUPER170’Sくらいがそれらと同じ細さになります。

光沢や重量ももちろん変わりますが

その分耐久性は劣っていくもの

織り密度を上げてそれらを補うことはできますが、

倍以上のコストをかけて生地がようやく完成します。



今回採用されたSUPER100’Sはトータルで見ても

光沢感、高級感、重量も含みロングコートならではの重厚感

耐久性が良く持ちも良い 生地を見てもらうとお分かりいただけるとは思いますが、

打ち込みの本数も多い為、風を通さず且つシワにもなりづらいという

良いこと揃いな生地、作りになっています。



アームホール、身幅を太めにとったVOAAOVらしい作り

それぞれのサイズで異なりますが、

このくらい欲しいと言えるやや長めの着丈に設定され、

安心感あり飽きがこないもの



ダブルのタイプでは後ろ見頃にはヨークが設けられ

トレンチコートさながらの佇まい

生地感もあるので跳ねたりせず、より背面の動きを面白くしてると思います。


前は通常時に加え、

襟裏に設けられた隠しボタンで立てての着用も

折り合わさった着物のような雰囲気に和っぽい要素が加えられた他、

袖先にはカフスベルトも付属し、風の侵入を防ぎ、

シルエットにメリハリをつける効果も。



VOAAOV “S100 WOOL BEAVER STAND COAT”


color BLACK

size 0,1,2



こちらはスタンドカラーライプ

もう少しファッション的なアプローチをかけた印象で

ダブルタイプと同素材、お値段も変わらず。


ハイネック系のニットやカットソーを挟む冬場に備え、

首元の下がり(ゆとり)をとった気の利いたポイント

窮屈さを無くしつつ、ゆとりを持たせながらも

綺麗なAラインを演出するサイズバランスは、

裾下から見えるボトムスを選ばずに引き立てるシルエットに。

首元を除いた前立ては比翼仕立てにすることでミニマルで洗練された完成度の高さ。

これ以上の付け加えはしないで欲しいというのがこの形

襟を立てたときにアームをベルトで締めるのが僕個人的に一番好きなフォルム



襟は開くと低い位置に落ち着き、

インナーとのレイヤードで遊んだ見せ方も

意外となかったスクエアの襟が

妙に癖になってこの形に惹きつけられる方も多いんじゃないでしょうか。

もちろんもう1つボタンを開けるとチェスターコートのような

抜け感がさらに生まれ、少し暖かいタイミングにはこういった見せ方も


ボタンをどのくらい開けて閉じるのか

着用者の着こなし次第で印象を変え、幅を広げる2型

こういったドメスティックブランド、デザイナーズブランドとなると

冬アウターの単価は頭を悩まされるものが

決して少なくはないと思いますが、

これだけのコストパフォーマンスは VOAAOV でしか存在しないのではないかと思います



元々の納期は9〜10月予定でしたが、

11月に揃うことになりました

作る側のことをお話しすると

今現在国内に僕の大好きなキュプラがほとんどなくなってしまっている状況



コートやジャケットの裏地に使われる素材ですが、

冬は静電気を抑えニットなどのインナーでも滑らかな袖通りを体感させる

なくてはならない、あってほしい存在

来シーズンの23SSでも各ブランドさんから同じお話をお伺いしており、

より良いものを作ろうとするといつも以上に時間やコストを必要とするタイミングであること

惜しみなく裏地は総裏仕様でこの価格を実現させています。

前シーズンから2000円ほど上がってはいますが、

表地のクオリティを見てもらえると生地の好き嫌いは置いて、

そんなこと全く気にならないと思います。



当店の大好物であるドレープで魅せるロングコート

変化球使わず、ストレートで先ず1球。


コバシ

VOAAOV “S100 WOOL BEAVER DOUBLE LONG COAT

VOAAOV “S100 WOOL BEAVER STAND COAT”

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