少し前のお休みになるのですがポケモンと伝統工芸を掛け合わせた作品の展示に行ってきました。
人間国宝から若手の方まで様々なアーティストのポケモンそのものや「わざ」、「どうぐ」などを
モチーフにした作品が並んでおり圧巻、個人的には「かげうち」という技をモチーフにした作品、
1フロア贅沢に使って漆黒の漆で表現するという異質なアプローチにやられてしまった。
ポケモンという日本のゲーム・アニメカルチャーの巨頭と伝統工芸、2次元と3次元のジャンルの
異なるカルチャーを掛け合わせるこういう発想が若い世代は工芸に、方やサブカルチャーに触れてこなかった大人に対してもアプローチになるのかな。
伝統やジャンルって僕らが勝手に区分けして敬遠しているだけで、リスペクトを持って接したら
本当はもっと自由に掛け合わせていいものなのかもしれない、今日はそんな服の紹介。
今シーズンのMASUは “アイビー” や “トラッド” に目を向けたシーズン。
正直今までのMASUの世界観にはなかったジャンルです。
最も歴史が長く、伝統的なジャンルであるカルチャー、その歴史は50年代にアメリカで誕生、
日本にはVANが輸入する形で独自の進化を遂げ、当時の不良を象徴するスタイルとして浸透、
紺色ブレザーにネクタイ、チノパン
そこから変化を遂げ今は最も伝統的な、ある意味形式的なジャンルであるトラッド。
その聖域に挑戦する形のコレクションが今季のMASU。
ラガーシャツは個人的に今季のMASUが好きな方には絶対に手にして欲しいアイテム。
アイビースタイルを語る上で欠かせないラガーシャツ、今のトレンドでは見なくなってきたそれを
シグネチャーであるショート丈、ポップコーン加工と金ボタンを加えることでモディファイ。
正直にいうと決してトレンドや今の雰囲気に合ったものをベースにしているわけじゃない、
でもMASUは純粋で自由にファッションを楽しむ服作りを忘れない、だからこそ見た事のない
新しいアイテムになるし唯一無二のデザインになる。
当時はチノパンと合わせるのが鉄板でしたが全く新しいジャンルのアイテムになったからこそ
ボロボロのデニムやスウェット、MASU風にスパンコールとのコンビ、あえて当時風にチノパン。全ての選択が正解になる。
このシャツをゲットした人は是非思い思いの新たなアイビーを見つけて欲しい。
そういう無垢に楽しむ気持ち、一人一人のスタイルが新たなジャンルの礎になるのかなって。
相性のいいパンツもしっかりとリリースされてます、
定番シルエットのバギーデニム、ジャージ素材トラウザー、1stデリバリーのスラックス。
特にデニムは3つのカラーから自分の理想に合った一本を選んで欲しい、なんかポケモンの御三家みたいな感じ。
これまでMASUの見せてきた世界観とは異なるアイビー、しかし
そんなMASUの提案する新たなアイビーに共鳴したように、日本におけるアイビーの始祖VANとの
コラボが実現したバッグは個人的に今シーズン最も意義のあるアイテムの一つかと。
半世紀以上の歴史を誇るブランドがコラボに賛同するというのは様々な相当の障壁を越えないといけない、その中で日本で最も勢いのあるブランドの一つであるMASUがその壁をこじ開けた証明とも言えるバッグは是非手にして欲しい。
当時VANのアイテムを持つことがステータスであったように、おしゃれした外出、日々の買い物、
ありとあらゆるシーンで使って欲しいです。
紹介したアイテム以外にもデニムセットアップをはじめとした様々なアイテムが揃ってる2ndデリバリー、
発売は明日1/27 24:00-からです。
それと、ポケモン工芸展本当に良かったので東京の方は是非行ってみてください。笑
玉田 龍登
instagram : kubinaga_zaurus
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【取扱いブランド】(ABC〜順)
ANCELLM // アンセルム
ALMOSTBLACK // オールモストブラック
ANEI//アーネイ
BED J.W. FORD // ベッドフォード
Dulcamara // ドゥルカマラ
Edwina Horl // エドウィナホール
Garden of Eden // ガーデンオブエデン
GILET/RELAXFIT // ジレ/リラックスフィット
JieDa // ジエダ
JUHA // ユハ
KUBORAUM // クボラム
Leh // レー
macromauro // マクロマウロ
M A S U // マス/エムエーエスユー
MATSUFUJI // マツフジ
my beautiful landlet // マイビューティフルランドレット
PATRICK STEPHAN // パトリックステファン
RAKINES // ラキネス
Sasquatchfabrix. // サスクワッチファブリックス
SHINYA KOZUKA // シンヤコヅカ
STUDIO NICHOLSON // スタジオニコルソン
THE JEAN PIERRE // ジャンピエール
soe // ソーイ
Urig // ウーリッヒ
URU // ウル
th products // ティーエイチプロダクツ
VOAAOV // ヴォアーヴ
YOKO SAKAMOTO // ヨーコサカモト
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